『歴戦の傭兵』
カールス・グスタフ登場
(高さ115mm、ノンスケール・スクラッチビルド)


「よう、久しぶりだなぁ! 元気にしてたか?
ちょっと見ない間に、いい面構えになったようだが…ま、お互い無事で何よりだ。
ようし、それじゃあ再会を祝して…ああ、違う違う、乾杯じゃあない!
確かにそれも大事だが(笑)、もっと他にやるべきことがあるだろう!?
そう、もう分かったようだな………第一問、行くぞ♪

*  *  *  *  *  *

さあ、いよいよシリーズ開始しました『五竜亭の造形!』
トップを切って登場するのはやはりこの人、傭兵戦士のカールス。

どっしりした体格に宿る、ベテランらしい頼もしさ、不敵さ。
…そしてどことなく漂う人のよさ、取っ付きやすさ。

そんな人間的な奥の深さが表現できていれば…と思います。

(2003年、7月20日完成)





 さて、カールスといえば我々新米冒険者(=読者)たちの良き先輩。
気軽に「お前も一緒に来るかい?」といった感じで、ちょっと貫禄を匂わせたつもりです。

カッコ良く剣で戦っているポーズも検討しましたが、最終的にメンバー全員を記念写真風に並べたい! という無謀な願望のため、今回はパス★
(でも、いずれ作りたいな〜(^^))

 プロポーションについては、原作イラストのままに作ると、本当に「ただのデ○」になってしまうので(絵だと気にならんのですけどね…立体って難しい;;)、やや頭身高めの足長め(そう、これでも高め長めなのだ…!(笑))にしてみました。
まあ、プロレスラー体型ってところですね。

 また、カラーリングについてはおおむね4巻表紙(唯一のカラー全身イラスト;;)を参照していますが、ズボンの色が 紺というのはちょっと唐突な気がしたもので、今回は「緑っぽいカーキ」としてみました。




 肩まわりのボリューム感や全体的などっしり感は結構出せた気が…?
また、マントも以前のドモンのときの反省(曲面がいまいち固くて、プラ板曲げたみたいになってしまった;;)を基に、軽く空気をはらんだ感じを目指したつもりですが…いかがでしょう?

 しかしこのシリーズはキャラの絵がしょっちゅう変わるモンで、まことにモデラー泣かせなお題ですなぁ♪(笑)。
(まあ、そこが『五竜亭』の味であり、魅力なんですがね…★) 

 
 










 顔はカラーリングと同じく、4巻表紙をベースに造りました。結構似たと思いますが…目がこれに慣れてしまったので、実際のトコどうだか不安…(^^;)

基本的に、顔の左側(眼帯側)から見ると精悍な感じに、右側から見るとひょうきんな感じになるのが楽しいですね♪
いや、立体って奥が深いです…。

 しかし眼帯キャラってのは思ったより難しいってことが分かりました。 顔の左右バランスを「両目の位置」で判断できないんですね。…仕方ないので製作段階では左目を書き込んだりもしてました。

今思えば、写真撮っとけば良かったかな? 「両目のあるカールス」という激レア画だったのに;;(苦笑)



  ≪今日の一枚≫

…こんなネタ分かるひと、
何人いるんだろ…?(^^;)

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